COSMETIC審美歯科

審美歯科とは
咬み合わせなどを整える機能面に加えて、見た目の美しさも考えた治療を行うのが審美治療です。なるべく削らず、できるだけ正確に詰め物や被せ物を入れて、口元を美しくしていきます。
当院では、院長が2006年にアメリカで先進的な技術や考え方を学んで以来、講演会で講師を務めるなど日々研鑽を重ねています。どんな状態の患者様にも手を差し伸べることができるよう、国内外問わず様々な知識・技術を積極的に取り入れて、患者様に高い水準の歯科医療を提供できるよう努めています。歯のお悩みがあれば一人で悩まずお気軽にご相談ください。
当院でできる審美治療
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歯の修復箇所が大きい方にセレック(CEREC)
口腔内スキャンで撮影し、コンピュータで設計を行っていきます。そのデータをもとにそのまま院内で修復物の設計や調整を行えるので、短期間での治療が可能です。
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できるだけ削らず自然な歯に
修復したい方にダイレクトボンディングペースト状になった多種類のコンポジットレジンを直接歯の表面に盛りつけていく治療法です。前歯のすき間や、詰め物の変色、欠けた歯などを綺麗に治すことができます。
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特に審美性にこだわりたい方にオールセラミック
金属や混ぜ物を一切使用していない完全なセラミック材料(陶器材料)で被せ物や差し歯の素材を作製します。透明感に優れた綺麗な仕上がりで、本物の歯と見分けがつかないほどの質感を実現します。
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自分の歯そのものを白くしたい方にホワイトニング
歯に薬剤を作用させて白くしていく方法です。クリーニングでは取れない色に対し有効です。歯を削ったりすることなく、歯全体を統一した白さに回復させます。
当院の審美治療への
こだわり

ラバーダムの併用
当院では審美治療においてもラバーダムを使用し治療をします。
ラバーダムを装着することによって、治療中の細菌の侵入を防止したり、乾燥状態を作ることで接着効果を高めたり、舌や頬の巻き込みを防いだりと、治療の予後をより良くすることが可能になります。

内部構造の確認
術前に撮影していた口腔内写真で内部構造を確認。半透明エリアをトレースし、使用する数多くの薬剤や色味を決めます。

モノクロ写真で明度の確認
術後、撮影した口腔内写真を、PC上でモノクロ写真にして明度を確認。 より自然な仕上がりを実現する為に、都度口腔内写真を撮影し確認します。

すべての治療を1日で終えたい方へ
ワンデイトリートメント
ワンデイトリートメントは、詰め物や被せ物を、1日だけの通院で白くて目立たない詰め物・被せ物に変える事の出来る技術です。当院ではセレックとコンポジットレジン(保険適用外)を使用したワンデイトリートメントを行っております。
前歯のベニア修復にも対応しており、従来型のラミネートベニアと新しいダイレクトベニア治療も行っており、治療痕は見分けがつきません。直接お口の中で失われた歯質を再生していきます。
CR修復マテリアルセット
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フィルテックTMシュープリームXTEコンポジットレジン
スリーエムヘルスケア(株)社製 象牙質色とエナメル質色を有し、より日本人の天然歯の色調に近づけた自然な色に仕上がります。
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IPSエンプレスダイレクト
カラーオペークIvoclar Vivadent(株)社製 セラミックの審美性とコンポジットの手軽さを併せ持ちます。従来型コンポジットより高い審美性が得られます。
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エナミライズ
ポリッシングペースト(株)マイクロテック社製 ハイブリッドレジン・コンポジットレジン用のポリッシングペーストです。研磨された滑らかな面に艶を出します。
セレック(CEREC)

歯科用CAD/CAMを使ったセラミック治療システムです。被せ物や詰め物を作る際は、まず印象材を口の中に入れて歯型を取りますが、セレック治療の場合は口腔内スキャン(3Dカメラ)で撮影し、コンピュータで設計を行っていきます。歯科技工所に依頼をせず院内で作製できるため、当日中に治療を終わらせれるケースもあります。従来の治療法に比べて、スピーディーかつコストを抑えられることもセレックならではの大きな魅力です。
セレック(CEREC)のメリット・デメリット
Meritメリット
- セラミックブロックを使うので自然な見た目が再現できます
- 歯型をとる必要がなく、治療にかかる時間が短くて済みます
- 歯科技工所に依頼をすることがないため比較的費用を抑えられます
- 高精度に歯に適合するため隙間から虫歯菌が侵入しにくくなります
- 大きめの修復箇所にも対応できます
Demeritデメリット
- 保険適用外の治療となります
- 口腔内の状況によっては適応できない場合もあります
- 金属に比べるとやや強度が劣ります
セレック治療の流れ
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01スキャン(型どり)
治療する歯を削った後、3D光学カメラを使用して撮影します。わずか数秒の作業で立体的な患部の歯列が目の前のモニターに再現されます。型取りの必要もありません。
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02修復物設計
コンピューターのモニター上に表示された画像を見ながら、あらゆる角度から咬み合う部分や歯の形を微調整し、理想的な形に整えていきます。
設計後、様々な色のセラミックブロックから、患者様の歯に最も適した色のブロックを選びます。 -
03修復物作製
ミリングマシンと呼ばれる自動切削機で、設計されたデータをもとにセラミックブロックを削り出します。およそ、5分から10分で非常に精密な修復物が作製されます。
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04口腔内セット
削り出されたセラミック修復物を接着技術を用いて口腔内へセットします。これですべての治療が完了となります。治療の全工程でかかる時間は約60~90分程度です。
セレック(CEREC)の料金案内
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詰め物¥66,000
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奥歯の被せ物¥77,000
治療期間:1日~1週間 回数:1回~2回
ダイレクトボンディング

ペースト状になった多種類のコンポジットレジンを直接歯の表面に盛りつけていく治療法です。
塗り重ねることで、前歯のすき間や、詰め物の変色、欠けた歯などを綺麗に治すことができます。数種類のコンポジットレジンを組み合わせる分、より自然歯に近い仕上がりを実現することができます。
ダイレクトボンディングのメリット・デメリット
Meritメリット
- 細かな色を再現できるため、より自然な歯を再現できます
- 歯をほとんど削らずに治療できます
- 直接詰めるためセラミックより短時間で治療できます
- 高精度に歯に適合するため隙間から虫歯菌が侵入しにくくなります
- 金属を使用しないため金属アレルギーでも心配ありません
Demeritデメリット
- 保険適用外の治療となります
- 口腔内の状況によっては適応とならない場合もあります
- 金属やセラミックに比べるとやや強度に劣ります
- 光で固める際に収縮するため大きな修復には向きません
- 多種類のレジンを塗り重ねる分1回の治療時間が長くなる場合があります
ダイレクトボンディングの流れ
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01ラバーダムを装着、虫歯・補綴物の除去
唾液が患部に流れ込まないよう、ラバーダムというゴム製の装置を歯に取り付けて、虫歯や歯に入れてある補綴物を除去していきます。削る歯は最小限に抑えることを意識しながら、虫歯に侵された箇所を丁寧に取り除きます。
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02被着面処理(エッチング、プライミング・ボンディング処理)
エナメル質のみにエッチング剤を塗布し、歯面にレジンがしっかりと定着するための前処理を行います。
エッチングを水で洗い流して乾燥させた後、歯面に薄いプラスチックの膜を作るプライミング・ボンディング処理を行います。 -
03レジン充填・硬化
歯を削った部分にレジンを充填・硬化していきます。一度にレジンを詰めずに少量ずつ詰めていく「積層充填」という方法を用いることで、複雑な歯の内部構造を表現し、更にレジンの十分な硬化と強度の向上が可能となります。
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04歯の色合いの再現
天然歯の色に合わせてレジンの色を変えることで、より自然な歯の色合いを再現することができます。写真は天然歯にうっすらと縦線が入っていたため、歯とレジンの境目が分からないように調整しました。
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05研磨・噛み合わせの調整
レジンの表面を磨いて、天然歯とレジンの境目が分からないように全体の形を整えます。最後に上下の歯がしっかりと噛み合うように調整したら、完成です。
ダイレクトボンディングの料金案内
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審美CR¥38,500 / 一稼働
治療期間:1日~3週間 回数:1回~3回
オールセラミック

オールセラミックは、被せ物や差し歯の素材が金属や混ぜ物を一切使用していない、完全なセラミック材料(陶器材料)で出来ているものを使用する審美治療です。金属類を使用するメタルボンドと違って、全て光を透すセラミックで出来ているので、透明感に優れた綺麗な仕上がりで、本物の歯と見分けがつかないほどの質感を実現します。また、金属を使用していないので、加齢に伴い歯肉がやせてきた時に歯の根元部分に黒いラインが見えてくることもなく、見た目の気になる前歯に適しています。また、金属類を使用しないので、金属アレルギーをお持ちの方でも安心して治療を行うことができます。尚、当院では信頼できる一流の歯科技工士と連携し、より自然で確かな歯を提供することを実現しています。

一流の歯科技工士「石三 晃一」との連携
審美性、機能面共に妥協のない高品質な審美治療を
当院は長年、一流の歯科技工士、石三先生と連携をしながら審美治療を提供しています。当院が高品質な審美治療をご提供できる重要な役割を担っていただいています。
●石三晃一先生のご紹介
福岡県大野城市に株式会社ライズを構える福岡SJCD理事。
株式会社松風公認インストラクター。
執筆活動・講演活動に積極的に参加し、九州医療専門学校では講師を務める一流の歯科技工士。
オールセラミックのメリット・デメリット
Meritメリット
- 審美性に非常に優れた自然な歯を再現できます
- 変色することはありません
- 表面がつるつるしているためプラーク(歯垢)がつきにくいです
- 高精度に歯に適合するため隙間から虫歯菌が侵入しにくくなります
Demeritデメリット
- 保険適用外の治療となります
- 口腔内の状況によっては適応できない場合もあります
- 金属に比べるとやや強度に劣ります
- 歯を削る量がやや多くなる場合があります
オールセラミックの料金案内
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詰め物¥66,000~¥88,000
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奥歯の被せ物¥110,000~¥143,000
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前歯の被せ物¥110,000~¥143,000
治療期間:2週間~2ヶ月 回数:2回~5回
ホワイトニング

ホワイトニング剤を歯の表面に塗布し、エナメル質内に入り込んだ着色物質を分解。歯の色をより白く明るくする治療法です。歯科医院で行うオフィスホワイトニングと、自宅でできるホームホワイトニングという2種類の方法があります。
詰め物や被せ物をして歯を「白く見せる」のではなく、「歯そのものを白く明るくする」のがホワイトニングです。自分の歯そのものの明るさを上げて白くしていくため、どんなに白くしても不自然な白さにはなりません。
ホワイトニングの種類
ホワイトニングには歯科医院で受けるオフィスホワイトニング、自宅で行うホームホワイトニングの2種類があります。組み合わせて行うことも可能です。
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オフィスホワイトニング
歯科医院にて高濃度の薬液を使用できることや、専用の光照射機を使って白さを促進する処置ができるので、即効性があることが特徴です。一方、ホームホワイトニングに比べると色が後戻りしやすいというデメリットがあります。
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ホームホワイトニング
患者様専用に作製したマウスピースに薬液を入れて装着することで歯を白くしていきます。即効性はありませんが、白さが持続しやすいというメリットがあります。オフィスホワイトニング後の色の後戻りを防ぎたい方にもおすすめです。
ホワイトニングのメリット・デメリット
Meritメリット
- 歯を削らずに治療できます
- 繰り返し行うことで白さを上げることができます
- 白さを調整することができ、不自然な白さになることはありません
Demeritデメリット
- 保険適用外の治療となります
- 後戻りするため、メインテナンスが必要です
- 神経のない歯には行えません
- セラミックや差し歯など人工物は白くすることができません
- 薬剤が歯にしみる場合があります
ホワイトニングの料金案内
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オフィスホワイトニング(片顎)
1回¥33,000
2回¥55,000 -
オフィスホワイトニング(上下セット)1回¥44,000
2回¥77,000 -
ウォーキングブリーチ1本¥11,000
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ホームホワイトニング(片顎)¥16,500
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ホームホワイトニング(全顎)¥33,000
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ホームホワイトニング追加薬液1本¥2,200
治療期間(オフィス):1日 回数:1回
治療期間(ホーム):3週間~6週間 回数:2~3回